【おとなのポチ袋】お金の受け渡しで1つ注意するべきこと

人付き合い

先日、文具屋さんで『おとなのポチ袋』という

かっこいい商品を見かけました。

そうそう、お金を人にお渡しする時には、

裸では渡さない(包んで渡す)のがマナーです。

でも、1つ注意してほしいことがあるんです。

ハダカのお金を渡さない

立て替えてもらっていたお金を返す時、

パーティーの会費を払う時、

旅館で中居さんに心付けを渡す時、

どなたかにお金を渡す時ってありますよね。

そんな時、あなたはどのように渡していますか?

お財布を開きながら、

「こないだ、ありがとう~。いくらやったっけ?」

なんてゴソゴソ財布から直接出して渡していませんか?

 

・・・それではちょっと、スマートじゃない。

 

お金を渡すときには、何かに包むのがマナーです。

 

子どものころ、親戚がお小遣いをくれるときに「袋がないから」と

ティッシュに包んでもらったりしたことがありました。

「裸で悪いけど」と言葉を添えて、そのままもらったこともありました。

そう、包むのがマナーなので「裸で悪いけど」なんて、

言葉を添えてくれるんですよね。

もちろん、お小遣いをもらう子供(私)は

裸だろうが、包まれていようが嬉しいことに違いはなく喜んでいましたが。

 

というわけで、お金を渡す時には、

包んで渡すのがマナー(礼儀)だと知っておいてくださいね。

おとなのポチ袋とは?

文具屋さんで売られていたおとなのポチ袋というのは、こちら。


《出典:株式会社丸愛ホームページより

水引き柄や古典柄など様々な種類があり、

高級感があって、まさに大人向けのポチ袋です。

子どもに渡すのは、もったいない・・・?

 

でも、実はポチ袋を目上の方に渡すのは失礼なんです。

 

こんなに、かっこよくて高級感のあるポチ袋ですが、

目上の方にお金をお渡しする時に使うのはお勧めできません。

 

サイズ的にお札を折りたたんで入れなければいけないので、

その点でも、目上の方へは適しません。

 

ですが、やっぱりこんなに素敵なポチ袋なので、

財布や手帳に入れて携帯しておいて、

親しい友人、後輩にお金を渡す機会に、

サッとこのポチ袋に入れて渡すと

「さすが先輩、クール!」と思われるかもしれませんね。

妄想ですけど。

 

百均でも用意できます

文具屋さんや雑貨屋さんの売り場では、

祝儀袋や不祝儀袋と並んで、シンプルなものやかわいいもの

たくさんの種類のお金を入れるための袋が売られています。

そのような、ちょっと高級な袋(金封)には中包みの紙もついていたりします。

 

でも、そこまで改まった袋ではかえって相手に気を使わせてしまう・・・

という時は、百円ショップでも用意できます。

手紙用の縦型の封筒で十分ですよ。

 

 

封筒に入れて準備してあるというだけで、

まったく印象が違います。

 

封はしておくもの?

裸でお金を渡さないのはマナーだとお伝えしましたが、

そのお金を入れた袋、

しっかりと封をしてしまった方が良いのか悩みませんか?

 

中身を確認してもらいたいときは、シールなどで軽く閉じるだけにして

「ご確認いただけますか」と声を掛けたり、

他の方がお金だけを渡していて、袋に入れているのが

かえって邪魔になるような時は、

封をせずに持参して、お金だけお渡しするなど

臨機応変な対応をされるのが良いと思います。

 

お金を包まず渡さないのがマナーだとはいえ、

受けとる相手がそう思っていないなら、

ただの邪魔な包みです。

 

相手や状況に合わせて行動したいですね。

 

まとめ

お金を渡すときは、何かに包んで渡すのがマナーです。

目上の方には、紙幣を折らずに入れられる袋を使用しましょう。

ポチ袋に折りたたんだお金を入れて

目上の方にお渡しするのは失礼になります。

 

急なことで袋がない時は、懐紙に挟んで渡されると、

気遣いが感じられるのでお勧めです。

「そもそも懐紙て何よ」というあなた。

それは改めてご紹介しますね。

 

キャッシュレス化が進む現代では、

現金の受け渡しは過去の事になる日も遠くないかもしれません。

「昔はこんなことをしていたのよ」なんて

お孫さんに昔話をしてあげる未来がくるかもしれませんね。

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