お葬式って、急に行くことが多いです。
学生のうちは、学生服で・・・ということになると思いますが、
社会人になるとそうはいきません。
前もって喪服を用意するなんて縁起でもない!
と、思われるかもしれませんが、
実際にお葬式に参列するときに、
間に合わせの黒い服をかき集めてなんとか参列したら
一緒に参列した友人は喪服を着ていた・・・
というのでは恥ずかしいですよね?
そんなことのないように、社会人になるのをきっかけに、
喪服などは準備しておくことをお勧めします。
頻繁に買い替えるものでもないので、
慌てて気に入らないものを購入するより、
時間のあるときに、自分に合うものをゆっくり選ぶ方が良いですよね。
目次
喪服を選ぶポイント
黒いスーツなら良いというものではなくて、
光沢のない素材で
デザインもワンピース+ボレロやジャケットなどの
アンサンブルが多いですが、
「喪服」として売られているものを選べば問題はないでしょう。
10年は使うと考えて、あまり個性の強いものは避けるのが無難です。
そもそも、おしゃれをするという考えは捨ててくださいね。
露出を避けるため、
スカート丈は膝がしっかり隠れるものを選びましょう。
そして、襟ぐりも詰まったデザインのものが多いと思います。
最近の葬儀は会館などで椅子に座ることが多いとはいえ、
畳に座るという可能性もありますので、
正座をする時にも、窮屈でないように
タイトすぎるスカートや、
正座で膝がニョッキリ出てくる丈は避ける方が良いですね。
パンツスタイルはダメなの?と思われるかもしれませんが、
女性の正装というと、スカートとなりますので、
1つだけ用意するというのであれば、
スカートを用意されるのが無難かなと思います。
先ほど、「10年は使うと考えて」と書きましたが、
そうなると、もう一つ気になるのは体形の変化。
気になる方はゆとりを持ったサイズ、またはストレッチ素材を
選ばれる方が良いかもしれません。
(悲しい自分の体験談です・・・)
喪服はどこで買う?
よくデパートでは、フォーマルウエアの売り場があると思います。
フォーマルウエアというと礼服という意味になって
ブライダル用もありますので、くれぐれも光沢のない
「喪服」とされているものを選んでくださいね!(しつこい?)
あと、スーツの専門店でも、
ブラックフォーマルのコーナーがありますね。
あとは、マルイも種類が豊富なようです。
くつを選ぶときのポイント
女性の場合は、パンプスです。
色はもちろん黒ですが、
気を付けたいのはエナメルなどの光沢素材でないこと。
「革素材は避ける」と言われることもありますが、
なかなか布の黒のパンプスを探すのは大変だと思います。
光沢のないマットな革の黒いパンプスであればよいでしょう。
また、金具のような、光るものや華やかな飾りがあるものはNGです。
そして、全くヒールがないものやウエッジソールの物は
カジュアルな印象なので良くないとされていています。
逆にヒールが高すぎるものも華美になるので、
3~5cmくらいのヒールの物を選びましょう。
バッグを選ぶときのポイント
バッグだけでなくコートもですが、
殺生を連想させる、革製品や毛皮は良くないとされています。
色は黒で、布製品のものを用意されるといいですね。
フォーマルバックとして販売されているものなら、
布でサイズは小さめのものが多いと思います。
サブバッグを用意されるのなら、300円均一のお店などでも、
上品な印象の黒のトートバッグなどを見かけますので、
そういうものを利用されるのもいいと思います。
どちらにしても、
金具のついたものや、派手な飾りの物は適しません。
その他に用意しておくと安心なものは?
服、靴、バッグが用意できていると、
いざという時に慌てなくて済むと思います。
数珠は、仏教ならば持っておかれるのが良いと思いますが、
必ずしもなくてはならないというものではありません。
他に用意するものとしては、
・黒ストッキング
・不祝儀袋
などがありますが、これらはコンビニでもすぐに用意できますね。
ハンカチも、無地の白か黒のものがあると安心です。
袱紗も用意しておくことをお勧めします。
間に合わない時!!
「ハイハイ、わかりました。でも、明日必要なんです。
間に合わないのっ!」というあなた。
それでは、ひとまずレンタルされるのはいかがでしょうか。
レンタルでしたら、マタニティもあるので、
妊娠中でも安心ですね。
以上、お葬式に備えて用意することをまとめてみました。
実際に訃報を受けた時どうするのか、ということなどは
マナー・教養コースでお伝えします。
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