【大阪・あびこ】大人の女性のためのマナースクール
kiyoraフィニッシング マナースクールです。
当スクールでは、会席料理のテーブルマナーをレッスンしていますが、
先日、懐石料理の先生が教えてくださる、
丁寧な食事の作法という講座を受講してきました。
丁寧な食事の作法
今回、受講する機会をいただいたのは、
懐石秘密箱というシリーズの中の
4月の講座「丁寧な食事の作法」です。
先生は 懐石 万惣の店主 中尾 英力先生です。
こちらの講座の流れは、
まず講義を聞き、
次に、詳しい作法を教えていただきながら、懐石をいただきます。
その後「旬の物盛り合わせ」という美しくおいしいお料理をいただく
というものでした。
ところで余談ですが、レジュメには
[aside type=”boader”]献立
「丁寧な食事の作法」
飯
汁
香 沢庵
別菜
「点心」
旬の物盛り合わせ[/aside]
と記されていたのですが、「点心」?と疑問に思いました。
点心って、てっきり中華料理の事かと思っていたので。
ちょっと検索してみると、すぐにわかりました。
てん‐しん【点心】の意味
《「てんじん」とも》
1 昼食の前に、一時の空腹をいやすためにとる軽い食事。転じて、禅家で、昼食のこと。
2 茶会などの茶請 (ちゃうけ) 。茶菓子。
3 中国料理で、食事代わりの軽い食物。また、料理のあとに出る菓子。
お茶をなさっている方には、当たり前の事なのでしょうか。
知らないことがたくさんあって、ワクワクします。
和の世界を、もっとのぞいてみたくなりました。
正しい食事の作法を学んだ感想
今回は丁寧な食事の作法ということで、
今、目の前の食材に集中して向き合っていただくもの
ということで、私語厳禁。
(その後の、旬の物盛り合わせのお料理は、
おしゃべりをしながら、和やかにいただきました。)
こちらの講座、日常で食事を食べる話ではなくて、
宇宙にまで広がる壮大で、有難いお話です。
自分だけが満たされるものではなく、
世界~宇宙にまで十分な恵みで満たされるよう願いを込めていただく。
それが、丁寧な食事の作法なのですって。
特に、私には
「自分が食べられるとしたらどんなふうに食べられたいですか?
喋りながら?テレビを見ながら?会議をしながらついでに適当に食べられたいですか?
1つの命をいただくのですから、ちゃんと向き合って食べてほしいですよね」
という部分が激しく心に響き、一人涙しておりました。
(・・・周りはそんな雰囲気にはなっていなくて、こっそり拭いましたけども)
普段の食事を、ここまで丁寧にすることは難しいとは思いましたが、
欲望の赴くままに、手当たり次第にむさぼり食べる・・・
そんな食欲の満たし方は、食材に失礼だなと反省しました。
少なくとも、
「いただきます」と言って、有難くいただいて
「ごちそうさまでした」と、食事を終えていれば、
こんなにブクブク太っていくわけないんですよね。
自分の体形に不作法ぶりが表れていると思うと、恥ずかしい。
また、全体の内容は、仏教の教えに基づくものでしたが、
宗教的な雰囲気を感じず、まったく違和感なく受け入れられました。
〈普段宗教を意識していないけれど、仏教が染みついている〉
私だけでなく、多くの日本人によくある感覚じゃないかなと感じました。
まとめ
今回、こちらの「丁寧な食事の作法」では、
食事をいただくことにとどまらず、宇宙のこと、仏教のこと、
そして、少し茶道の雰囲気も経験させていただいて、
とても有意義で充実した時間を過ごすことができました。
また機会がありましたら、今後も参加させていただきたいです。
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当スクールでは会席料理のテーブルマナーレッスンを行っております。
改まった席や、目上の方とのお食事の機会を控えて不安な方は
ぜひ、お越しくださいませ。
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