食事のときには、するべきではない話題というのがあります。
一緒にお食事をしている方が不快になるような話題は
避けるということなんですが、
それについては、テーブルマナーレッスンでお話しします。
お食事以外でも、少し注意してほしい話題があります。
目次
避けるべき話題
食事中に限らず、よっぽど親しい間柄でないなら、
しない方が良い話題というのがあります。
それは何かというと、
自分の嫌いなものについて。
ついつい悪気なく、
「これきらーい」
「気持ち悪くない!?」
なんて話してしまったりしていませんか?
なぜ避けるべきなのか
なぜいけないかというと
『聞いた方が嫌な気持ちになる』からです。
例えば、
「納豆めっちゃ嫌い~。臭いし、糸引くの気持ち悪い」
とか、
「なんで○○なんか好きなん?全然良さが分らんわ~」
とかね。
本人は、言いたいことが言えて気分が良いかもしれませんが、
それを聞いている方は、どんな気分でしょうか?
自分の好きなものをけなされたら、良い気分ではないですよね。
仮に、話している人たちの意見が一致して、
嫌いなものが一緒だと盛り上がったとしても、
周囲に、それを好きな人がいれば不快な思いをしているかもしれません。
近くに目上の方がいたとして、その方の好きなものをけなしていたら
知らず知らずにとんでもない無礼を働いているのかもしれませんよ。
会話の内容は、状況に合わせて
〈本当に親しい友人と自宅で夕食を食べている〉
そんな状況なら、嫌いなものについて
聞いてもらうのはスッキリするかもしれません。
いわば、感情の排泄ですね。
溜まってしまった、負の感情を吐き出す
それは、よっぽど親しい間柄の人にだけにするべきでしょう。
そうでなければ、楽しい会話の中で、
嫌いなものついて話すのは避けるべきです。
みんなで食事をしている時に、
「これ、まずくない?」と言い出す人もいますよね。
「まずい」と思ったなら、自分だけ残せばいいものを、
共感を得ようと、周囲を巻き込むのはやめましょう。
気分よく食べている人も、作った人も嫌な気分になってしまいます。
ということで、
嫌いなもの、負の感情で共感を得ようとすると、
嫌な気持ちになる人がいるということを知っておいてくださいね。
以上、ワンポイント会話マナーでした。
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