和食の会席と懐石どっちが正しい？どう違うの？

改まった席でいただく、会席料理。

でも、お店によっては「懐石料理」と書かれていることも多いです。

テーブルマナーレッスンでは、

和食は会席料理のいただき方のマナーとしてお伝えしています。

では、会席料理と懐石料理それぞれどういうお料理なのかお伝えします。

会席料理とは

会席料理とは宴席のお料理で、お酒を楽しむためのお料理です。

忘年会とか、会合でお酒を飲みながら宴会がある時というのは、

会席料理をいただいているということです。

お酒を楽しむためのお料理ですから、

おかずがたくさん出てきて、最後にご飯と汁物が出てきますね。

和のパーティ料理というイメージなので、残しても構いません。

懐石料理とは

この懐（ふところ）に石と書く、懐石料理は茶懐石をさします。

懐石という言葉は、空腹の修行僧が

「温めた石を懐に入れておけばいくらか空腹もみたされるだろう」と、

温めた石を布で包んで懐におさめてしのいだという、

禅の言葉からきています。

お茶の席で、お茶をおいしく召し上がっていただくためにだされる

空腹を満たす程度のお料理ということです。

ですが、和食のお店などで、

「懐石料理」として豪華なお料理がありますよね。

それは単純に、「懐石料理」という文字に

趣があるからということのようです。

食事でコミュニケーション

これから冬になり、宴会やパーティーも増える季節です。

お食事を一緒にすることで、普通にお話をするよりも

仲良くなることができます。

でも、そのお食事の仕方に、あまりにも癖があったり、

マナー知らずな行動をされていたら･･･

その人の事まで嫌いになってしまいませんか？

そこまで、極端でなくても、

お食事の仕方で、上品にも教養があるようにも見えますし、

その逆もありえます。

和食のテーブルマナ―レッスンも実施しております。

クリスマスパーティーや忘年会の前に、

テーブルマナーレッスンを受けてみてくださいね。