【大阪・あびこ】大人の女性のためのマナースクール
kiyoraフィニッシング マナースクールです。
お正月が過ぎ、春に向かって準備を始めた方も多いでしょうか?
新卒の方ならば内定は済み、就職活動は終わっているかもしれませんが、
この寒い時期、面接を受ける時に気になる
コートを脱ぐタイミング、持ち方についてお伝えします。
目次
コートを脱ぐタイミングはコレ
結論から言いますが、面接の時に限らず、
建物の中に入る前に上着を脱ぐのが訪問のマナーです。
寒いからコートを着ているのに、外で脱ぐのは寒いですよね。
それに、他の人はコートを着たまま入っていくのに、
自分だけ脱ぐのは恥ずかしいとか思ったりしませんか?
(たぶんその場合、その他の人は会社訪問ではなく、
そちらにお勤めの方かもしれません。)
でも、一般に知られたマナーなので、どうぞ安心して実行してください。
建物の中に入る前には、そっと端に寄って、
さっとコートを脱いで建物の中に入っていきましょう。
コートを建物の外で脱ぐのは、
外のチリのついたコートを着たまま、室内に持ち込まない
という、配慮からです。
よくマナー本で言われているマナーは、
1.建物の外でコートを脱ぐ
2.脱いだコートは内側が表になるようにたたみ腕に掛けて持つ
というものです。
「え?コートの内側を表にしてたたむの?」
と思いませんか?
外のチリを持ち込まないという配慮が進化して、
外側を表に出さないということになっているようです。
人事担当の方に伺いました
現役でホテルで人事を担当されている方とお話しする機会があったので、
面接でどんなところを見ているのか伺ってみました。
ホテルというサービス業の代表のような職業を目指す方々ですから、
そのような専門の学校で学ばれている方も少なくないですよね。
そうすると、やはり基本的なマナーを心得ている方と
そうでない方との振る舞いには差があるそうです。
だからって「専門学校をおすすめします」というつもりは
もちろんありません。
ただ、マナーができていた方が印象が良くなるのは事実。
ということは同じくらいの点数で採用の判定をされる場合、
印象が良い方を採用するのは当然ですよね。
そこで「コートの持ち方、中表(裏地を外にする)の方が印象が良いですか?」
と聞いてみました。
その答えは・・・
「そこまでは見ていない」とのこと!!
『建物の中に入るときにはコートを脱いで腕に掛けて持つ』
(もちろんマフラーや手袋、その他の防寒具も外してくださいね)
これができているかをチェックしているとの事でした。
コートの裏側を内にたたむか、外に出すかは大きな問題ではなく、
その仕草・振る舞いが自然にできているかの方が大切ですね。
マナーマニアになるよりも、大切なこと
マナーは学べば学ぶほど、より相手に配慮を・・・
とマニアックに追及してしまう方が多いです。
マナーにもTPOがあります。
より深くマナーを追求することも楽しいですが、
その時、その場所、その状況に合わせて臨機応変に対応できるように、
勉強して頭に入れたマナーを、
自然に表現できるように身に付けていくことが大切ですね。
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