箸使いについて
「箸先五分、長くて一寸」と言われます。
これは、箸先を使う(汚してもいい)長さが
五分(約1.5cm)~一寸(3cm)ということで、
その範囲を使って食事をするのが美しいとされているんですね。
お味噌汁にトポンと付けてしまたら、
すぐに3cm以上使ってしまいますら、
一口一口、丁寧にお食事しないといけませんね。
一説によると、その昔女中さんは
客人が帰った後、その方の使用したお箸の汚れた範囲で
その客人の格を確認していたとか・・・
改まった席なら、
そんなことも考えながら口に運ぶと、
美しく召し上がることができるかもしれません。
それよりも簡単にセルフチェックできるポイントは、
お箸で食事中、ふと自分の手元を見てみてください。
お箸のどの辺を持っていますか?
右利きの方は、お箸の右側1/3の範囲?
それとも真ん中寄り?
人から見た印象ですが、お箸を長く持っている方が
上品に見えます。
つまり、
右利きならお箸の右1/3の範囲を持っている方が、
品があるように見えるんですね。
ガツガツ食事をする人を、想像してみたら・・・
お箸を短く持っているように想像しませんか?
小さな子供が、慣れないお箸を使っているのを想像したら・・・
お箸を短く持っているように想像しませんでしたか?
まあ、想像は自由なんですが、
お箸は長く持つ方が、
余裕が感じられるし、品があるように見えるんですね。
お食事中も意外と人からみられているものです。
お箸は日常的に使うものですから、
たまには意識して、自分でチェックしてみてくださいね。
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