美容師さんに軽いノリで声を掛けていただいたのを真に受けて、
頑張って髪を伸ばして、ヘアドネーションしてみました。
目次
きっかけ
ヘアスタイルに強いこだわりもなく、
流行に敏感でもなく、
強い癖のない髪質の私は、
いつも何となく伸ばして、伸ばして、
飽きたらバッサリ切る・・・というのを繰り返しています。
2か月おきに通っている美容室で「どうします?」と聞かれて、
「うーん、もうちょっと伸ばします」というのを、
繰り返していたのですが、
ある時、美容師さんが
「結構伸ばしてから切るんだったら、
ヘアドネーションとかできるかもしれませんね」と、
教えてくれました。
ただし、その時点では長さが足りないということで、
ヘアドネーションすることを目標に、髪を伸ばすことに・・・
その決意の日から、1年くらいかかってやっと、
なんとか目標の31cm以上になり、
ヘアドネーション用にカットしてもらいました。
カラーリングした髪でもOK?長さは?
もともと、お世話になっている美容室が、
Japan Hair Donation & Charity(JHD&C・通称ジャーダック)
の賛同サロンであったので、こちらに受け入れてもらえるように
髪を伸ばしました。
他にも、ヘアドネーションを受け付けている団体はあり、
受け付けている髪の長さも違いがあるようですが、
JHD&Cさんでは31cm以上の長さが必要です。
私は、一番長い部分で35cmくらいになりました。
切った後、自分の分の髪の毛の長さも必要ですからね。
それも考えて伸ばす長さを美容師さんと相談しました。
ヘアドネーションを目指しているというと、友人から
「こんな、おばちゃんの髪の毛でもいいワケ?白髪とか染めてんのに」
と、ひどいことも言われましたが、
![](https://i2.wp.com/peony.blue/wp-content/uploads/2020/09/dcb9482128534209f579e1ddc8122ba2.png?w=1256&ssl=1)
白髪も、パーマを経験した髪も大丈夫です。
美容師さんにも、「大丈夫ですよぅ」と言ってもらいましたし、
公式サイトのよくある質問にも、
極端なダメージがない限り大丈夫と書かれています。
髪が細いので、不安はありましたが、
寄付をすると思えは、自分のためでなく誰かのために、
なんとか綺麗な状態で伸ばしたいという想いで頑張りました。
髪を切った感想
街で、長い髪の人を見かけると、
本当にすごいなあと思います。
なぜなら、髪が長い時は本当に大変だったから。
伸びるときはゆっくりで、
毎日の変化に気付かず伸びていくわけですが、
切って髪が短くなった私は、身軽。なんて身軽。
髪を切る少し前の自分史上一番髪が長い時には、
1つくくりにして下ろしていると、
電車の扉に挟まれないだろうか、とか
電車の窓から、知らずに毛先が飛び出していて、
首を持っていかれないだろうか、とか想像して怯えたり、
座っていたイスの背もたれをつかまれた時に髪まで引っ張られて、
首が後ろに反ってビックリするなど、
髪が長いことによる恐怖も感じていました。
今は、その恐怖は完全になくなりました。
そして、もう一つ実感していることは
身支度にかかる時間が大幅に短縮したこと。
髪が短いと、後頭部がパカッと割れてしまったりするので、
丁寧にブローが必要だったりしますが、
それでも、髪が長かった時より早く用意できるようになりました。
恐怖から解放され、身支度も早くなり、
![](https://i1.wp.com/peony.blue/wp-content/uploads/2020/09/d160a53f71104dc4e5ed3c300ba3ba79.png?w=1256&ssl=1)
髪が短いって楽だなー
と、ウキウキしている私ですが、
できることなら、もう一度髪を伸ばして、
ヘアドネーションできたらな~とも思っています。
髪を伸ばせなくてもできること
もう一度、ヘアドネーションをしてみたいけれど、
加齢に伴って、髪の質の衰えを感じることも事実。
使い物にならない髪を寄付するわけにはいかないので、
今後の事は、検討するとして、
髪が伸ばせないから、何もできないのかというと
そうではありません。
ヘアドネーションは、ウイッグを作るためのものですが、
ウイッグを作るためには加工が必要です。
そのためには、費用も掛かります。
その費用を寄付することもできるので、
今度は、髪を伸ばしながら、コツコツ貯金して、
髪が無理なら少しでもお役に立てるようにしたいな
なんて考えています。
ヘアドネーションって、よく知らなかったけれど、
一度参加してみたら、身近に感じることができました。
自己肯定感の低い方とか、
自分を褒めるのが苦手な人は、
寄付とか、自分ができることをやってみるというのも
いい方法ではないかなと思うんです。
自分が、誰かに役に立っていると思えたら、
自分を認めてあげられそうではないですか?
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