【体験記】ヘアドネーションした感想

日記

美容師さんに軽いノリで声を掛けていただいたのを真に受けて、

頑張って髪を伸ばして、ヘアドネーションしてみました。

きっかけ

ヘアスタイルに強いこだわりもなく、

流行に敏感でもなく、

強い癖のない髪質の私は、

いつも何となく伸ばして、伸ばして、

飽きたらバッサリ切る・・・というのを繰り返しています。

 

2か月おきに通っている美容室で「どうします?」と聞かれて、

「うーん、もうちょっと伸ばします」というのを、

繰り返していたのですが、

ある時、美容師さんが

「結構伸ばしてから切るんだったら、

ヘアドネーションとかできるかもしれませんね」と、

教えてくれました。

ただし、その時点では長さが足りないということで、

ヘアドネーションすることを目標に、髪を伸ばすことに・・・

 

その決意の日から、1年くらいかかってやっと、

なんとか目標の31cm以上になり、

ヘアドネーション用にカットしてもらいました。

カラーリングした髪でもOK?長さは?

もともと、お世話になっている美容室が、

Japan Hair Donation & Charity(JHD&C・通称ジャーダック)

の賛同サロンであったので、こちらに受け入れてもらえるように

髪を伸ばしました。

 

他にも、ヘアドネーションを受け付けている団体はあり、

受け付けている髪の長さも違いがあるようですが、

JHD&Cさんでは31cm以上の長さが必要です。

私は、一番長い部分で35cmくらいになりました。

切った後、自分の分の髪の毛の長さも必要ですからね。

それも考えて伸ばす長さを美容師さんと相談しました。

 

ヘアドネーションを目指しているというと、友人から

「こんな、おばちゃんの髪の毛でもいいワケ?白髪とか染めてんのに」

と、ひどいことも言われましたが、

白髪も、パーマを経験した髪も大丈夫です。

美容師さんにも、「大丈夫ですよぅ」と言ってもらいましたし、

公式サイトのよくある質問にも、

極端なダメージがない限り大丈夫と書かれています。

 

髪が細いので、不安はありましたが、

寄付をすると思えは、自分のためでなく誰かのために、

なんとか綺麗な状態で伸ばしたいという想いで頑張りました。

髪を切った感想

街で、長い髪の人を見かけると、

本当にすごいなあと思います。

なぜなら、髪が長い時は本当に大変だったから。

 

伸びるときはゆっくりで、

毎日の変化に気付かず伸びていくわけですが、

切って髪が短くなった私は、身軽。なんて身軽。

 

髪を切る少し前の自分史上一番髪が長い時には、

1つくくりにして下ろしていると、

電車の扉に挟まれないだろうか、とか

電車の窓から、知らずに毛先が飛び出していて、

首を持っていかれないだろうか、とか想像して怯えたり、

座っていたイスの背もたれをつかまれた時に髪まで引っ張られて、

首が後ろに反ってビックリするなど、

髪が長いことによる恐怖も感じていました。

今は、その恐怖は完全になくなりました。

 

そして、もう一つ実感していることは

身支度にかかる時間が大幅に短縮したこと。

髪が短いと、後頭部がパカッと割れてしまったりするので、

丁寧にブローが必要だったりしますが、

それでも、髪が長かった時より早く用意できるようになりました。

 

恐怖から解放され、身支度も早くなり、

髪が短いって楽だなー

と、ウキウキしている私ですが、

できることなら、もう一度髪を伸ばして、

ヘアドネーションできたらな~とも思っています。

髪を伸ばせなくてもできること

もう一度、ヘアドネーションをしてみたいけれど、

加齢に伴って、髪の質の衰えを感じることも事実。

 

使い物にならない髪を寄付するわけにはいかないので、

今後の事は、検討するとして、

髪が伸ばせないから、何もできないのかというと

そうではありません。

 

ヘアドネーションは、ウイッグを作るためのものですが、

ウイッグを作るためには加工が必要です。

そのためには、費用も掛かります。

その費用を寄付することもできるので、

今度は、髪を伸ばしながら、コツコツ貯金して、

髪が無理なら少しでもお役に立てるようにしたいな

なんて考えています。

 

ヘアドネーションって、よく知らなかったけれど、

一度参加してみたら、身近に感じることができました。

 

自己肯定感の低い方とか、

自分を褒めるのが苦手な人は、

寄付とか、自分ができることをやってみるというのも

いい方法ではないかなと思うんです。

自分が、誰かに役に立っていると思えたら、

自分を認めてあげられそうではないですか?

 

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